ちょっと前に鉄拳のアケコンを買いました。
この記事を読んでくださった人はもうご存知だと思います。
このアケコンを一週間ほど使ってみたのですが、しばらく使っててボタンが入力されるのが早い気がしてきました。
なんて言ったら良いんでしょうか、ボタンを押してる途中で入力されてしまう感じです。
最初は全く気にならなかったんですが音ゲーをアケコンでやってみた時にどうしても気になってしまいました。
ということでボタンを替えてしまいましょう。
で、ついでなのでレバーも替えてしまいましょうということです。
ただし、ボタンを替えても入力のタイミングが改善される保証は全くありません。
まあ、物は試しということで。
ボタンとレバー買いました。
こういうのってみんな大体三和かセイミツの物に交換しますよね。
なので私も三和のボタンとレバーを購入しました。
こいつたちを買いました。
ボタン30mm×8
ボタン24mm×1
レバー×1
の計10点です。
(24mmのボタンは色違います)
amazonだと値段にばらつきがあるので、買おうと思う人は楽天の三和電子から買うと良いと思います。
はい、ということで届きました。
箱です。
三和のロゴマークが象って知ってました?
私は全く知りませんでした。
テープで頑丈に閉じられています。
開けるとこんな感じです。
梱包が非常に良い感じですね。
梱包がちゃんとされすぎてて本当にレバーとボタンが入ってるのかまだわかりません。
中身はこんな感じです。
この写真ひどいな、何か全くわからないですね。すいません。
左二つの袋がレバーとレバーのボール、真ん中上段が24mmのボタン、他が30mmのボタンです。
最初レバーのボールなくて焦りましたが最初はくっついてないんですね。
テンション上がりすぎて早速交換作業してしまったので一つ一つの写真がないです。
はやる気持ちを抑え切れませんでした。
次はアケコンを分解してHORI製のボタンとレバーを取らないといけません。
アケコン(PS4-080)の分解
アケコン買った時の記事読んだ人なら知ってると思いますが、私ちゃんとしたアケコン買うの初めてです。
ええ、初めて買ったアケコンを買って1週間程で分解してます。
皆さんはこうならないように気をつけてくださいね。
皆さんの参考になれば幸いですが、あくまで自己責任でお願いします。
失敗しても誰も何もしてくれませんよ。
では、分解していきましょう。
まず底面中央下にあるこのシールを剥がします。
このシールを剥がすと保証の対象外となりますがこのシールを剥がさないと分解できません。
ここが辞める最後のチャンスです。
剥がすとこんな感じになるので、赤丸で囲ってる8個のネジを取ります。
ネジを取れば簡単に裏蓋が外れます。
裏蓋を外したらこんな感じです。
良い感じで機械感出てますね。
次はレバー、ボタンを外し、新しいのをつけます。
私はレバー交換、ボタン交換という順番でしましたが、レバー取る、ボタン取る、ボタンつける、レバーつけるの順番でやるとやりやすいと思いました。
レバーの交換
元々ついてるレバーの赤丸で囲っている所にマイナスドライバーを差し込み、レバーのボールを回してボールを取ります。
ここにマイナスドライバーを差し込んでおかないと永遠に空回りして取れません。
空回りしてなければ、この2つが取れます。
場合によってはシャフトカバーも取れるかもしれません。
次はこのコネクタを抜きます。
まっすぐ抜くぐらいしか注意点が思いつきません。
結構硬いので頑張って抜きましょう。
こんな感じで抜けるのでコネクタの上の出っ張ってる部分だけを引っ張ったりしないようにしてください。
端子が折れて中に残ったりすると絶対に厄介なので折らないように気をつけましょう。
あとは周りの4つのネジを取ればレバーが取れます。
HORIのレバーと三和のレバーの比較です。
HORIのレバーの方が少しシャフト部分が長い気がします。
裏は三和の方が小さいですね。
あとは逆の手順でレバーをつけていきます。
つける時の注意点を何点か書いておきます。
円盤みたいなやつを入れ忘れない。
なんて言うパーツかはわかりませんが、ボールを取った時に一緒についてきた円盤みたいなのが2つあります。
その2つの円盤で天板を挟む感じで取り付けます。
1つは中から、1つは外からって感じです。
レバーつけてからだと中からの方がつけれないので忘れないでください。
ボールをつける時きつく締めすぎない。
私これやってしまいました。
マイナスドライバーを使ってボールをつけます。
レバーを取る時に一番最初にした工程の逆バージョンです。
この時きつくボールをつけるとレバーが動かなくなります。
私は無理やりレバーを動かして、完全になってはいけない音がなってしまいました。
もしかしたら中のパーツが割れてしまってるかもしれません。
割れてないにしても少なからず悪影響があると思うので気持ち緩めにしておきましょう。
ボタンの交換
いやー、これが非常に厄介でした。
色々なところで「慣れたら簡単です」みたいな感じで書いてますけど、すごい手間でした。
これがボタンゾーンです。
全ボタンから2本ずつ線が出ているので、これを抜いていきます。
1つずつ抜いて交換していくパターンでも大丈夫ですし、先に全ボタンの線を抜いても良いと思います。
全ボタンの線を抜く場合はどこのボタンがどの線と繋がっていたかわかるように写真取って置くとかした方が良いです。
この線の端子部にカバーがついていてそこを引っ張るとカバーだけ取れてしまいます。
でも他に引っ張るところがなかったので私はカバーを持って上下に揺らしながら取りました。
マイナスドライバーを端子の所に差し込んでドライバーをひねって取る方法もあるようですが、そもそもマイナスドライバーが入る隙間がなかったのでできませんでした。
揺らす方向を間違えると多分端子が折れてややこしいことになると思うので注意してください。
線が抜けたら次はボタンを外します。
このギザギザの部分は押すとへこみます。
こんな感じです。
このギザギザの部分で固定されているので、ここを押しながら、天板の方に向かってボタン自体を押し込むと取れます。
この時に端子を曲げたり折ったりしないように気をつけてください。
この作業を非常に狭いスペースでしないといけないので結構大変です。
さらに、ギザギザの部分もボタン本体も結構な力で押さないといけません。
ここで何回かやめようか迷いましたが、そうなったらただ保証がなくなっただけになってしまうので頑張りました。
HORIのボタンと三和のボタンの比較です。
違いがわかりやすいように同じ配色にしてみました。
左のHORIのボタンの方がマットで右の三和のボタンの方がツヤツヤしてますね。
あとは逆の順序でボタンをつけていくだけのはずでした。
しかしここで問題が、、
どう頑張ってもちゃんとボタンがはまらない。
絶対にちょっと浮いてしまいます。
もしかしたら買うボタンを間違えたのか?と思いました。
で、つけようとしているボタンをよくみてみるとこの部分がどう見ても削れています。
ピンボケしてて見にくいですね。すいません。
最初はこんな感じだったんです。
これもボケてますね。ごめんなさい。
ということはこの部分が干渉してきちんと入らないということだと思ったので三和の全ボタンのこの部分を削りました。
これもボケてますが、こんな感じです。
するとちゃんと入ってくれるようになりました。
ここを削ったことで何か悪影響が出るかもしれませんが、とりあえず何も起きてないのでそのまま使ってます。
どうにかなったらその時考えます。
(追記)
もしかすると削った部分が回転止めではないかとのコメントをいただきました。
このでっぱりがきちんとはまる場所があれば、そこにはめてあげることでボタンが回転してしまうのを防げます。
交換したのが結構前なのではまる場所があったかどうか覚えていませんが、もしあればそこにきちんとはめてあげる方が良いと思います。
コメントをくださった俊さんありがとうございます。
半分交換した写真です。
こうみると結構違いますね。
残りのボタンも交換したら終わりです。
レバーの注意点を書いたので、ボタンをつける際の注意点も書いておきます。
線を繋ぐときはまっすぐさす。
斜めにさしたり、さしてる途中に曲げてしまうとボタンについてる端子が折れてしまう可能性があります。
絶対にまっすぐさしましょう。
配線繋ぎ間違えない。
これ間違えると押してるボタンと違うボタンが押されてると認識されてしまいます。
最悪もう一度抜いて繋ぎ直せば大丈夫ですが、できるだけ線や端子に負担をかけないためにも一度で正確に繋ぎましょう。
最終確認
全てのボタンとレバーの交換が終わったら裏蓋を閉める前に最終確認をしましょう。
鉄拳を起動してボタン確認画面でボタンを押したり、レバー入力をしたりします。
別に鉄拳じゃなくてもこういうボタン確認ができるなら他のゲームでも大丈夫です。
ストⅤとギルティギアにはあったと思います。
全ボタン、レバーが問題なく作動していたら裏蓋を閉めて終了です。
レバーが逆に入力されるとかの場合はコネクタの向きが間違えている可能性があります。
設定したのと違うボタンが認識される場合は配線を間違えて繋いでいると思うのでもう一度確認しましょう。
使った感じ
交換してしばらく使った感想です。
良い点
・レバーが静かになった。
・斜め入力がしやすくなった気がする。
・気になってたボタンの入力タイミングもましになった気がする。
良くない点
・レバーが少し短くなった気がする。
こんな感じで良い点の方が多いので概ね満足しています。
まとめ
ボタンやレバーを交換した人のブログ等を見ていると結構簡単な感じがしましたが、やってみると非常にめんどくさかったです。
これするぐらいなら最初から三和のボタンがついているアケコンを買うのもありかなと思いました。
ボタンとレバー代を考慮したら値段もそこまで変わらないですしね。
ただ、自分で交換した方がアケコンに愛着が湧きますね。
これからも使っていこうという思いが一層強くなりました。
ボタンやレバーはもちろんですが、そのほかにあった方が良いものたちをピックアップしておきます。
コメント
ボタンの削った部分ですが、回転止めではないでしょうか?
丸い穴に丸いもの入れるとグルグル回るので、凸を付けて回転止めにするわけです。
穴側に嵌るような箇所なかったですか?
こんにちは。
コメントありがとうございます。
結構前にボタン交換をしたのできちんとは覚えていませんが、たしかはまるような所はなかったと思います。
もしかすると私の記憶違いかもしれないので、記事に追記しておきます。
ありがとうございました。
ゲーセンに勤めていましたが、そのポッチがハマる切り欠きは普通有りません(家庭用アケコンなら有るのもあるかも)なので、無理矢理押し込んでokなのですが、業務用の天板よりボタン穴の径が小さいのかも知れませんね。
こんにちは、コメントありがとうございます。
ボタン穴がゲーセンの天板の大きさと違うという発想はありませんでした。
そもそもアケコンとゲーセンの筐体では大きさが違うので可能性は大いにありますよね。
専門の方の意見、非常に参考になりました。
ありがとうございました。
こんにちは
Amazonで中古のHORI製アケコンを購入したのですが、レバーが時々方向通りに効かず、交換方法を検索してこのサイトに辿り着きました。
とってもわかりやすいと思います。このサイトを見てレバーだけ購入して休日にやってみようかなと思えました。このサイトに感謝します。ありがとです。
こんにちは、コメントありがとうございます。
レバーのみの交換であればそこまで難易度は高くないので是非チャレンジしてみてください。
非常に励みになるコメントをいただき本当にうれしいです。
すいません。ボタンを変えてどのくらい静かになりますか?
こんにちは、コメントありがとうございます。
そんなに大きく音が変わる訳ではありません。
比べると少し音が小さくなったかな程度です。
音が気になるなら静音のボタンにした方が良いと思います。